日本サッカー協会は１７日、第９７回天皇杯全日本選手権の開幕会見を都内で開き、概要を説明した。全８８チームが参加して、２２日に開幕。６月２１日の２回戦からＪ１、Ｊ２チームが出場する。この日は３回戦までの組み合わせが発表され、４回戦（９月２０日）以降の組み合わせ抽選は８月７日に行う。決勝は来年１月１日に埼玉スタジアムで開催する。

　昨年は８月末に開幕したが、今季は４カ月前倒しして開幕する。日本協会・田嶋幸三会長（５９）は「日本代表選手も出られる日程にして、ベストなチームで臨む大会にしたい」と意図を明かした。

　また、前回覇者の鹿島・石井正忠監督（５０）、ＤＦ植田直通（２２）が天皇杯を返還。石井監督は「Ｇ大阪が２連覇を２回している。まずは２連覇を目指したい」と誓った。