鹿島 世界2位の力見せ4強入り 赤崎V弾&曽ケ端PK防いだ

 「サッカー・天皇杯・準々決勝、鹿島1-0広島」(24日、カシマサッカースタジアム)

 準々決勝4試合が行われ、J1覇者の鹿島のほか川崎、横浜M、大宮が勝ち進んだ。横浜Mに敗れたG大阪は3連覇を逃した。鹿島はFW赤崎秀平(25)のゴールを守り抜いて広島を1-0で下して4大会ぶり、川崎はFW大久保嘉人(34)の得点などでFC東京に2-1で勝ち9大会ぶりの4強入りを決めた。29日の準決勝は横浜M-鹿島、大宮-川崎のカードとなった。

 広島12、鹿島1。獲得したCKの数が苦戦を物語っていた。だが、そんな試合でも白星に変えてしまう力が今の鹿島にはある。

 後半12分の先制点を堅守で決勝点に仕立て上げた。攻撃面の殊勲者はFW赤崎。MF小笠原のゴール右深い位置への浮き球パスに呼応して抜け出すと、角度のないところから右足で左サイドネットを揺らした。赤崎は「アツ君(中村)の動きにつられて相手が2人ついた。(自分がフリーになり)しっかり抑えて打てば入ると思った」。わずかなスペースを正確に打ち抜くシュート精度の高さが光った。

 守備面のヒーローはGK曽ケ端。先制直後の同17分、DF昌子が与えたPKを見事に防いだ。「(キッカーと)駆け引きはしましたけど、ここで明かす必要はないでしょ」。ゆっくりと助走するアンデルソンロペスに対し、キックの直前まで相手の動きを見極め、右に跳んで阻んだ。

 クラブW杯でのレアル・マドリードと互角以上に渡り合っての準優勝経験が、選手個々の意識をより高めた。「(クラブW杯では)スピードもプレッシャーもこんなもんじゃなかった」とMF永木。世界基準に触れたことで、広島特有の速いパスワークにも落ち着いて対応。攻め込まれながらも最後の一戦は越えさせなかった。

 体調不良などでFW金崎、MF柴崎、DF西と主力3人を欠く布陣だったが、「誰々が主力という考え方はどうかなと思う。僕らは常にチームとして戦ってきている」と曽ケ端。“世界2位”クラブの誇りは、少しぐらいのメンバー変更では揺るがない。

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