降格の名古屋、社長のあいさつにサポーター大ブーイング

 湘南に1-3で敗れてJ2降格が決まり、ぼうぜんとする名古屋サポーター=3日、名古屋市瑞穂区のパロマ瑞穂スタジアム
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 「J1、名古屋1-3湘南」(3日、パロマ瑞穂スタジアム)

 名古屋は最終節で湘南に敗れ、初のJ2降格が決まった。93年のJリーグ発足時から参加していた10クラブ(オリジナル10)の中で、J2降格を経験していない3クラブの1つ(残りは鹿島、横浜M)だったが、ついに屈辱を味わった。試合後に行われたセレモニーでは、久米一正社長のあいさつに、サポーターから大ブーイングが巻き起こった。

 あいさつに立った久米社長は、サポーターへの感謝を述べた後、「今年も多くの皆さまより期待を寄せていただきながら、J2リーグに降格してしまったことを、グランパスサポーター、スポンサー、チームを支えていただく全ての皆さまに、心からおわび申し上げます」と謝罪。「今シーズンを謙虚に反省し、きょうのこの悔しさを胸に、1年でJ1リーグに必ず戻ってこられるよう、クラブ一丸となって来年は戦いたいと思います」と誓いの言葉を述べた。しかしサポーターからのブーイングが鳴りやむことはなかった。

 名古屋は今季、クラブワーストの18戦連続未勝利などで低迷。8月には小倉監督が事実上の解任となり、ジュロブスキー監督に交代。同月下旬には、昨季限りで退団した元日本代表の闘莉王が復帰したが、挽回することはできなかった。

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