久保建英が反省「個で打開する力足りない」 U17W杯出場決定も
AFC・U-16選手権で準決勝に進出し、来年開催されるU-17W杯(インド)の出場権を獲得したU-16日本代表が1日、成田空港に到着した。
W杯出場権を獲得したものの、準決勝ではイラクに2-4と逆転負け。スペインの名門・バルセロナの下部組織を経験し注目されるFW久保建英(15)=FC東京U-18=は、自身のプレーについて「個で打開する力が足りない」と反省した。
W杯出場権をかけたUAEとの準々決勝では、久保が蹴ったCKを相手GKがこぼし、DF瀬古歩夢が押し込んだ。この試合は89分間出場。1次リーグでは初戦のベトナム戦(7-0で勝利)、2試合目のキルギス戦(8-0で勝利)でそれぞれ2得点を記録した。
ただ、今後の課題について聞かれると、「イラク戦で感じたのは、相手の7番(MFモハメド・ダウード)とか、個で打開できる選手がいて」と、日本が敗れた相手のイラクで印象に残った選手を挙げた。
すでに、足に吸い付くような卓越したボールコントロール力は評価されているが、「自分は個で相手を抜き去るというか、個で打開する力がまだまだ足りないなと思ったので、しっかりそうやって1人1人が個を上げていくことでひと回り大きなチームになると思う」と、さらなる成長と、代表チーム力の向上を誓った。