U16日本「W杯」出場決定!久保CKで“Vアシスト”4強進出

 「サッカー・U-16アジア選手権・準々決勝、日本1-0UAE」(25日、ゴア)

 準々決勝が行われ、日本はアラブ首長国連邦(UAE)を1-0で下して準決勝に進み、来年にインドで開催されるU-17W杯の出場権を獲得した。前半31分、FW久保建英(15)=FC東京ユース=のCKのこぼれ球を、DF瀬古歩夢(16)=C大阪ユース=が決めて先制。この1点を守り切った。日本の出場は2大会ぶり8度目。

 若きサムライたちが、世界への扉をこじ開けた。何度も攻め込みながらも、ゴールが奪えない展開を打破したのは前半31分だ。久保のCKを相手GKがはじいた瞬間を見逃さなかった。瀬古が右足で押し込んでゴールネットを揺らすと、日本ベンチ前で歓喜の輪ができた。

 1次リーグの3試合では、21得点無失点と圧倒的な強さで8強入りを決めた。だが、A代表でも苦杯をなめ続けているUAEを相手に数多くの好機を作りながら得点につながったのはこの1度だけ。「自分が決勝点を決めてチームが勝利して本当にうれしい。みんなでつかんだ勝利」。殊勲の瀬古は喜びをかみしめるように話した。

 苦しんでの勝利は、若武者をさらに強くする。チームを率いる森山監督は「1-0の勝利はとても良い経験。必死で守り切った勝利は価値がある」。目標はさらに高いところにある。卓越した個人技で攻撃陣をけん引した久保は「これでやっとスタートラインに立った」。アジア制覇、そして世界へ。若き日本はまだまだ強くなる。

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