代表離脱メッシが10日アラベス戦出場も バルセロナで兄弟経営のレストランも訪問

 サッカーのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、所属のバルセロナ(スペイン)に戻ってきた。クラブは体調について「左足内転筋に違和感がある」と伝えたが、10日(日本時間11日)のスペイン1部・アラベス戦への出場には可能性を残しているという。6日のスペイン紙エル・ムンド・デポルティボなどバルセロナの地元紙が伝えている。

 同代表を離脱したメッシは、5日にバルセロナの総合練習場で検査を行った。クラブの公式声明では「違和感」という表現で重傷の可能性を否定。またメッシも自身のソーシャルサイトで「練習のリズムを落とし、理学療法士とリハビリをしなくちゃいけないけど、心配するようなものじゃない」とファンに状況を説明している。

 メッシは8月28日の前節ビルバオ戦で同じ箇所に違和感があったとされるが、一時の「代表引退」を覆しアルゼンチン代表として1日のW杯南米予選・ウルグアイ戦に強行出場。母国を勝利に導く1ゴールを決めたが、試合後に「すごく痛い」と訴えた。7日にベネズエラ戦を控えている同代表を離れ、バルセロナに合流していた。

 なおメッシは予定外に早くクラブに戻ったことを利用して自身の兄弟が経営しているレストランで夕食をとったという。7月にオープンして繁盛しているものの、メッシと恋人は今回が初めての訪問だったという。

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