清武 左サイドで先発あるぞ 帰国11時間後に即練習…強行日程でも

 「W杯アジア最終予選、日本-UAE」(9月1日、埼玉スタジアム2002)

 サッカー日本代表は30日、W杯アジア最終予選の初戦となるアラブ首長国連邦(UAE)戦に向けて、さいたま市内で冒頭15分間をのぞいた非公開練習を行った。練習前にはMF清武弘嗣(26)=セビリア=とFW原口元気(25)=ヘルタ=が帰国して合流し、全24人がそろった。非公開での戦術練習では、清武が左サイドの主力組に入り、試合2日前の合流という強行日程ながら先発する可能性が出てきた。

 勝利を呼ぶ化学反応を起こす。練習開始の約11時間前に帰国したばかりの清武だが「良い練習ができた。フル(メニュー)でやりました」と充実の表情で振り返った。

 強行日程でも先発の可能性は高い。「自分が試合にでるかどうか、出るとしたらどこで出るかはわからない」と語ったが、代表関係者によると、非公開で行われた戦術練習では主力組の左FWでプレー。7-2で大勝した6月のブルガリア戦(豊田)と同じく、トップ下のMF香川と共演する見込みだ。

 ブルガリア戦では流動的な動きと、周囲との高い連係で4得点に絡むなど、左サイドで結果を残した。試合後、ハリルホジッチ監督も「一つのチャレンジだったが、こういうこともできると(示した)」と手応えを口にしており、負けられない最終予選でも採用することになりそうだ。

 新天地のセビリアでもリーグ開幕戦でゴールを決めるなど存在感を示している。「重圧はない。楽しみですね。全員が一丸となって戦う。絶対負けられないし、正直引き分けもいらない」。言葉に力がこもった。

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