G大阪FW呉屋 手倉森監督の前で2発

 J1G大阪が7日、宮崎県綾町でJ1甲府、蔚山(韓国)と練習試合を行い、2次キャンプを打ち上げた。控え組が中心で臨んだ蔚山戦では、U-23日本代表の手倉森誠監督(48)が見守った中、関学大から新加入のFW呉屋(ごや)大翔(22)が2得点し2-2で、甲府戦は0-0で引き分けた。

 昨年の関西学生リーグで21試合30得点を挙げた呉屋が、早速大物の片りんを見せた。先発したFW長沢が前半途中に脳しんとうで交代。その後に2ゴールを挙げた。

 1点を追う後半3分、DF初瀬のパスに抜け出したところから1点目を奪った。長谷川監督からの指示は「もう1点!!」。同31分にはMF市丸のパスに滑り込みながら合わせ「紅白戦にも混じれない悔しさをぶつけようと思っていた」と胸を張った。指揮官も「ゴール前で粘って、いいプレーをしてくれた。岡ちゃん(岡崎慎司=レスター)みたい」と納得の表情だった。

 直近の目標は公式戦初ゴール。手倉森監督の視察対象となる五輪代表世代だが「立場はわきまえている。まずは、このチームで試合に出ること」と控えめ。期待のゴールゲッターが、着実に歩を進める。

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