森保監督、初戦の重要性は認識済み

 「Jリーグ・チャンピオンシップ・決勝第1戦、G大阪-広島」(2日、万博記念競技場)

 J1チャンピオンシップの第1戦が2日、G大阪の本拠地・万博記念競技場で行われる。広島は1日、エディオンスタジアムで最終調整。過去9度のCSで、初戦に勝利したチームの優勝確率は100%。敵地での初戦に、森保一監督(47)は勝利だけを目指すことを誓った。

 青空の下、森保監督は笑顔だった。決戦前日でも気負いはない。「すごくワクワクして楽しみ。ここに立てることに、幸せを感じます。もちろん勝利を目指して戦いたい」。準備は整った。

 ホームアンドアウェー方式で行われる今大会。初戦の勝敗が大きな意味を持つ。これまで初戦に勝利したチーム全てが王者に輝いた。「それは、いろいろな人に言われるんです」と指揮官も認識済み。アドバンテージを手にして、頂点まで駆け上がる青写真を描く。

 G大阪と今季は1勝1敗だが、シーズンでは圧倒的な強さを誇った。総得点はリーグ1位で総失点もリーグ最少。勝ち点は34試合制となった05年以降の年間勝ち点記録を更新する「74」。「ガンバは粘り強さがある。でもわれわれは勢いだけで勝ってきた訳ではない」。年間勝ち点1位を勝ち取った自信もある。

 練習最後の円陣で、特別な言葉は掛けなかった。「一丸となってこれまでやってきたことを、自信を持ってぶつけようと言っただけ」。総力を集結し、3度目の日本一を奪う。

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