代表帰り湘南・遠藤が劇的同点ヘッド!

 「J1、湘南1-1松本」(12日、Shonan BMWスタジアム)

 8試合が行われ、湘南の日本代表DF遠藤航(22)が0-1の後半46分、右CKからヘディングで値千金の同点ゴールを決めた。試合は1-1で引き分けた。

 劇的な幕切れが待っていた。松本の1点リードで迎えた後半46分、CKを得た湘南はGK秋元も相手ゴール前に攻め上がり、なりふり構わず1点を奪いに出た。DF三竿のキックに遠藤が頭で合わせたボールは、そのままゴールに吸い込まれた。「最後は気持ちで押し込めた。自分のゴールか微妙だが、ああいうゴールもサッカー。最低限、勝ち点1を取れてよかった」。土壇場でドローに持ち込み、遠藤は胸をなで下ろした。

 3バックの右で先発。最終ラインから何度もボールを持ち上がり、前半29分には強烈な無回転ミドルで相手ゴールを脅かした。1点ビハインドの後半40分過ぎから最前線に張ってゴールを狙った。「自分も前に行って、チームとして点が取れてよかった」。積極的な姿勢が最後に実を結んだ。

 この日、16年リオデジャネイロ五輪アジア最終予選を兼ねたU-23(23歳以下)アジア選手権(来年1月12~30日、カタール)の組み合わせ抽選会がドーハで行われた。6大会連続五輪出場を目指す日本はサウジアラビア、北朝鮮、タイと同組に入った。手倉森ジャパン発足から苦杯をなめているイラク、韓国を避けることができたが、U-22日本代表で主将を務める遠藤に当然、油断はない。「厳しい戦いになるのは間違いない。簡単に勝てる相手はいない。日本が出て当たり前という意識で戦うと足をすくわれる」と表情を引き締めた。

 8月の東アジア杯(中国)に続き、今月は海外組も名を連ねたW杯ロシア大会アジア2次予選の日本代表にも選出された。8日のアフガニスタン戦(テヘラン)では後半36分にはMF長谷部に代わりボランチとして途中出場。「時間が短かったので自分の良さを出せたわけではない」と振り返ったが、日本代表ハリルホジッチ監督の信頼をつかみつつある。

 今合宿で海外組と過ごし、会話やトレーニングを重ねることで貴重な経験を持ち帰った。「A代表の選手は当たり前だが、球際で戦う意識とか大事な部分を分かっている。シンプルだけどアジアの戦い方も知っている。そういう部分は(五輪世代に)還元できるかなと思う」。成長を続ける22歳。代えの利かない手倉森ジャパンの大黒柱が、日本を五輪に導く。

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