「J1、浦和1-2広島」(19日、埼玉)
浦和が広島に1-2で敗れて今季初黒星を喫し、開幕からの連続負けなしは19試合で止まった。
止まらない記録はない。だが、そのタイミングはあまりにも悔しいものだった。今季19戦無敗で駆け抜けていた浦和が敗れた。舞台は、今季ここまで9戦全勝だったホーム・埼玉スタジアム。逆転負けを喫し、赤きイレブンは天を仰いだ。
「内容としてはネガティブなものではなかった」。DF槙野智章(28)はそう振り返るが、決して強がりではない。第2ステージ開幕から2戦は1勝1分けだったが、内容的には「自分たちの良さは出ていなかった」(槙野)というのが実情。
そしてこの日、序盤は、持ち味のショートパスが機能。修正力の高さは見せていた。ただ、ゴールが遠い。多くの好機を作り、シュート23本を放ったが、奪った得点はわずかに1点。前半25分に、自ら得たPKを外したMF高木俊幸(24)は「自分にとってはこれ以上ない残酷な結果なのかな」と語り、試合後に涙した。
だが、これで終わったわけではない。「第2ステージが始まって、気持ちの部分で緩みがあったのは正直なところだと思う。大事なのは次の試合」と槙野。年間首位は依然としてキープしている。唯一にして最大の目標となる年間王者に向け、真価が問われる次節・名古屋戦(25日)で再出発を目指す。