FW武藤ラスト公開練習に500人!

 J1・FC東京のFW武藤嘉紀(22)が25日、ドイツ1部マインツ移籍前最後の試合となる清水戦(27日・味スタ)で、「うれし涙を流したい」と語った。26日は完全非公開の練習となるため、小平グラウンドでファンが見つめる中で練習したり、触れ合ったりするのはこの日が最後。武藤は、約500人のサポーター一人一人と握手を交わした。

 東京は次節、引き分け以上で過去最高位の3位での折り返しが決まる。武藤自身も今季10得点を挙げ、得点ランク首位タイにつけている。チームとともに歩んだこの半期を「チームメートに助けられた半期だった。仲間と助け合って努力してきた。それによって上位に食い込めたことを誇りに思える」と振り返った。

 一方で、心残りもあるという。「タイトルを取れなかったことはどうしようもない。だけど、それはいつかまたここに帰ってきたときに成し遂げたい」

 「引退は東京で」と決めている。それまで欧州の舞台で自らを磨き続ける。

 「自らの原点」と呼ぶ場所での練習も、残り1日。チケットが完売したラストマッチに向けて「終わったら、(涙を)我慢できないかも。試合でうれしくて泣いたことはないので、うれし涙を流したい」と言う。

 「最初のゴールが、ついこの間のように思える。すべてのゴールを鮮明に覚えているので」と話した武藤は、青赤のユニホームを着て臨むラストマッチで、最も印象的なゴールを奪うつもりだ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス