「J1、神戸-浦和」(20日、ノエスタ)
J1の第1ステージ優勝にあと勝ち点1としている浦和は20日に敵地での神戸戦に臨む。勝つか引き分けで優勝が決まるが、大一番前日の19日は、さいたま市の大原サッカー場で約1時間半の調整を行った。神戸戦に出場すれば、J1通算200試合出場となる日本代表DF槙野智章(28)は自身の節目の試合で無敗のまま、優勝を決める覚悟だ。
気負いはない。第1ステージ優勝のかかる一戦に、槙野は自然体で臨む。「毎試合、毎試合、同じ緊張感で試合に入る。通過点という考えもあるが、でも僕は第1ステージは取らないといけないと思っている。良い顔で戻ってくるために、結果を出したい」。リラックスした状態ながらも、強い決意をにじませた。
節目の試合に花を添える。06年に広島の下部組織からトップチームに昇格し、今季はプロ10年目。ドイツでプレーした期間もあるが、ここまで積み上げたJ1の通算出場試合数は199だ。「メモリアルなゲームを、こういう(優勝がかかる)縁起の良いタイミングで迎えられてうれしい」。今季は過剰な攻撃参加を控え、チームの堅守に貢献。守備陣が90分間を無失点に抑えれば、その瞬間に優勝が決まる。「負けない試合をしないといけない。試合の入りとアウェーの戦い方を意識したい」と力を込めた。
ただ、乗り込むのは、リーグ戦では07年以来勝利のない鬼門の神戸。だが今季は同じく鬼門の仙台や鳥栖のアウェー戦でも無敗の歩みは止まらなかった。ペトロビッチ監督も「過去の歴史には興味がない。目の前の試合に向けてやるだけ」。粛々と90分間を戦えば、おのずと結果はついてくる。