FC東京の3年ぶり決勝T進出お預け
「ナビスコ杯、広島1-1FC東京」(27日、Eスタ)
1次リーグA組首位のFC東京は広島に1-1で引き分けた。同組の新潟-湘南戦で新潟が勝ったため、3年ぶりの決勝トーナメント進出は最終節(来月3日)のアウェー湘南戦までお預けとなった。
0-1で迎えた後半ロスタイム。右サイド深く侵入したMF三田のグラウンダーのクロスにゴール前でFW林が“共鳴”し、敗色濃厚な試合はドローに姿を変えた。
広島は前節リーグ戦・新潟戦(23日)から大幅にメンバーを入れ替え、若手主体の編成。その勢いにのまれ、後半34分には先制を許すなど、劣勢に立たされた。
そんな苦境の打開を期待されるのがFW武藤だが、相手ゴールを揺らすことはできない。「運やコンディションも影響していると思う。ただ悪いプレーをしているとは思わない」と言うが、前半15分は左サイドからのDF太田のクロスに反応し、頭で合わせるが、ボールは枠の外へとそれてしまう。
「いかに最後の仕事のところで集中して、信じて走っていけるか」と武藤。復調に向かっていると信じて、愚直に、かつ貪欲にゴールを目指す。