FC東京、やっぱり痛い武藤の不在…
「J1、川崎2-0FC東京」(11日、等々カ)
絶対的エースを失ったFC東京が5試合ぶりの無得点で多摩川クラシコに完敗。09年以来となるクラブタイ記録の5連勝を逃した。
第1ステージのチーム総得点24点中10得点を奪った武藤嘉紀(22)がドイツ1部マインツへ移籍。チーム得点王の穴を埋めるべく先発したFW前田遼一(33)、石川直宏(34)の2トップは不発に終わり、新加入のオーストラリア代表FWバーンズ(27)も途中出場したが、流れは変えられなかった。
主将の日本代表DF森重真人(28)は「2失点を反省すべき」とした上で、「新しい選手が出てこないとチームとしても厳しい」と新戦力の台頭に期待を込めた。
チームは新たな攻撃の形を模索している。第1ステージを過去最高の2位で終え、悲願の年間優勝を目指すFC東京だったが、出足からつまずいた。