ハリル監督、海外組にクラブ移籍勧める

 「日本代表候補合宿」(12・13日、千葉県内)

 サッカー日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(62)が11日、国内組のみで行われる代表候補合宿に先立ち、同県内で取材に応じた。英プレミアリーグ王者のチェルシーから正式オファーが届いているFW武藤嘉紀(22)=FC東京=について「向上したいなら欧州でプレーできるクラブを探すべき」と持論を展開。今合宿中に欧州移籍を指南する考えを明らかにした。

 日本の未来を担う才能だからこそ、ハリルホジッチ監督はあえて言及した。チェルシーからの正式オファーに加え、欧州の複数クラブから獲得の打診を受けている武藤について「彼のシチュエーションを考えると、向上したいならプレーできるクラブを探すべき」と持論を展開した。

 武藤自身も出場機会を最重要視しながら移籍先を探っている。指揮官は有望な若手を世界中からかき集め、他クラブへの期限付き移籍で経験を積ませるチェルシーの手法にも懸念を示し「私のアイデアを伝えたい」と欧州移籍について直接指南する考えを明かした。

 代表招集の条件として所属クラブでのレギュラー定着を求めている。約20人の日本人選手が海外でプレーしているが、常時先発メンバーに名を連ねているのは岡崎(マインツ)、長谷部(フランクフルト)ら数人。左足首を負傷していた本田(ACミラン)も先月29日にスタメン復帰を果たしたばかりだ。酒井高(シュツットガルト)は約2カ月、GK川島(スタンダール)に至っては半年近く実戦から遠ざかっており、海外組に「もっとプレーできるクラブを提案したい」と他クラブへの移籍を勧めた。

 約3週間の欧州視察先で本田や香川(ドルトムント)らと会食。「プレーできていない人には勇気を与えた。自分の席を取るためにもっとトレーニングしてくれ」とゲキを飛ばした。「決めるのは選手。移籍させるのは私の仕事ではない」と強調した指揮官。欧州は今月下旬にシーズンを終える。各選手の決断に注目が集まる。

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