カタールW杯史上初の11、12月開催

 国際サッカー連盟は19日、スイスのチューリヒで理事会を開き、22年W杯カタール大会を史上初めて11、12月に開催し、決勝を12月18日に実施すると決めた。W杯は昨年までの20大会が5月から7月に開かれ、18年ロシア大会も6月14日から7月15日の予定となっている。

 中東のカタールの酷暑を避けるため、異例の時期となった。近年は1カ月以上だった大会期間は28日前後に減らす。28日間の日程となる場合、開幕日は11月21日となる。

 日本協会の原博実専務理事は都内で「日本だけでなくどの国にとっても大きな変更」と述べ、Jリーグや天皇杯全日本選手権など国内大会の日程への影響は避けられないとの認識を示した。

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