本田強行出場もミランはイタリア杯敗退

 「イタリア杯・準々決勝、ACミラン0-1ラツィオ」(27日、ミラノ)

 サッカーイタリア杯準々決勝のACミラン対ラツィオが27日夜(日本時間28日)、ミラノのサン・シーロ・スタジアムで行われ、ラツィオが退場者を出したにもかかわらずミランは0-1で敗れた。アジア杯から合流直後の日本代表FW本田圭佑は後半6分から出場し、シュートやスルーパスを出したが、得点に結びつけることはできなかった。

 前半38分、ミランはDFアルベルタッツィがエリア内でハンドをしたため、ラツィオがPKのチャンス。これをMFビリャが決めてラツィオの先制点となった。しかし44分、ラツィオのDFカナがこの日2枚目のイエローカードで退場となる。ミランは人数的に有利に試合を運ぶことになった。

 そして後半6分、本田はMFムンタリに代わってピッチに入り、2列目の右サイドでプレーした。8分には左サイドでFWチェルチにスルーパスを出す。これをチェルチがシュートしようとしたものの、相手に阻まれた。11分にはミランのDFアレックスから本田にパスが渡る。エリア内で本田がシュートを狙ったが、ゴールにはつながらなかった。また21分には本田が右サイドでDFアバーテとワンツーで攻撃の形を作っていくが、結果的にはチャンスを作れなかった。

 27分には本田の右CKがゴール前に上がった。ただこれも相手GKとミランの選手の混戦となったものの、GKがしっかりボールを弾いた。そしてロスタイムにも本田は起点となり、FWメネスにスルーバスを出す。これをチェルチがシュートし、決まったかに見えたがオフサイドのジャッジだった。またその後も本田はアレックスからのパスでミドルシュートを狙ったが、右外に外れた。試合はそのまま0-1でミランが敗れた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス