「アジア杯・準々決勝、日本-UAE」(23日、シドニー)
連覇に向け、1次リーグD組を3連勝で突破したサッカー日本代表は21日、中2日で迎える準々決勝のアラブ首長国連邦(UAE)戦に向けてシドニーへ移動し、夕方から約1時間、調整を行った。2-0で快勝したヨルダン戦で、国際Aマッチ9戦ぶりのゴールを決めたMF香川真司(25)=ドルトムント=は「続けていかないといけない」と、2戦連発に意欲を見せた。
トンネルを抜けた香川の表情は晴れやかだった。「ヨルダン戦のゴールはよかったが、これを続けていかないと」と、力強く語った。
香川の復調に、チームメートも太鼓判を押す。MF長谷部は「彼にとって得点は自信になる」と評した。その上で「プレーヤーとしての質は疑いようがない。あとはメンタル、チームを引っ張ることで成長できれば、もっとすごいプレーヤーになる」と成長を促し、「立場が人を作ることもある。主将を任せる?できると思う」とまで語った。
対戦成績で5勝7分け2敗と圧倒しているUAE戦だが、香川は「みんな戦いなれている。限られた中で調整したい」と言い切る。岡田ジャパン時代の08年6月には、W杯南アフリカ大会アジア3次予選のタイ戦(バンコク)で82分間プレーした翌日、帰国直後にC大阪のJ2戦に途中出場してゴールを決めた。中0日でも結果を残した香川は、意外にも“鉄人”だ。
UAEは、08年10月にA代表初ゴールをマークした縁起のいい相手。「ゴールを振り返りはしない。これで満足していたらそれまで」。復活した香川の逆襲が始まる。