浦和、J1新記録の7試合連続0封

 「J1、徳島0-2浦和」(23日、ポカリ)

 首位の浦和は最下位の徳島に2‐0で快勝し、J1新記録となる7試合連続無失点とした。浦和は今季初の4連勝。鹿島は大宮と2‐2で、横浜Mは神戸と1‐1で引き分けた。3位の川崎は2位の鳥栖を、FC東京は新潟をそれぞれ1‐0で破った。

 4月29日に始まった浦和の連続無失点が、J1新記録の7試合まで伸びた。最下位から勝ち点3を積み上げて首位をキープ。盤石の戦いで18年ぶりに歴史を塗り替えた。

 記録が懸かった一戦を前に、ペトロビッチ監督は「誰もが浦和が勝つと予想しているだろう。そう思われている試合ほど難しいものはない」と気を緩めなかった。

 攻守に積極的なプレーで主導権を握った。開始直後に右サイドを崩してCKを獲得。前半14分には柏木のFKを槙野が押し込んで先制した。

 今季は以前より守備を重視し、攻撃参加が減っている槙野は「内容より結果。ゲームプラン通りにいかなくても、勝ち切る力がついている」と手応えを示す。理想の攻撃サッカーに固執することなく、安全第一の姿勢が好結果を生んでいる。

 後半12分に興梠が加点しても、守備の意識は落とさない。徳島が金宗旻を投入して前線に高崎と188センチの長身コンビを並べると、空中戦に強い永田を入れて対応した。終盤にはGK西川がアレックスとの1対1を好守で阻んだ。

 カップ戦を含めて公式戦8連勝。夏の暑さとともに、浦和の勢いが増してきた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス