「J1、川崎0-3横浜M」(18日、等々力)
川崎は横浜Mに0‐3で敗れた。川崎のW杯ブラジル大会日本代表FW大久保嘉人(31)は無得点に終わり、横浜Mの同代表FW斎藤学(24)は2点目に絡んだ。仙台は広島を1‐0で破った。J1はW杯のため約2カ月中断され、7月に再開される。
これも一つのメンタルの強さだ。無得点に終わった川崎の大久保は「もう忘れている。ここからは代表モード。(この試合は)負けていて、嫌な思い出しかないから。引きずっていても体に悪いでしょ?」と、敗戦を引きずっていなかった。
終了の笛とともに、気持ちをブラジルへと切り替えた。「重圧は全然感じていないし、楽しみ。最近は代表でやっていないから分からないけど、自分の持っているものを出せたら間違いなく試合に出られると思う」。4年前に比べて、得点力が大幅に増しただけに個人的な目標を「点を取りたいっすね」と掲げた。自身2度目の大舞台で、W杯初ゴールを見据えている。
試合後には、川崎サポーターからW杯得点王を祈願するダルマを贈られた。約20万円の必勝アイテムは、4年前のW杯南アフリカ大会時に母・千里さんが注文したのと同じ、川崎大師参道内にある「小田切商店」のダルマ。W杯初ゴールを掲げるが、「得点王を目指す?そうっすね」とリップサービスした。
昨年他界した父・克博さん(享年61)の遺言をきっかけに、再び目標としたW杯。「また代表に入りたい気持ちが成長させてくれた。それがなければヘラヘラしていたでしょうね」。すべての思いを力に変え、大久保がブラジルへと旅立つ。