長友Vアシスト W杯想定し勝負
「イタリアリーグ、フィオレンティーナ1-2インテル・ミラノ」(15日、フィレンツェ)
長友佑都(27)の所属するインテル・ミラノは、アウェーでフィオレンティナを2‐1で下し、2連勝とした。長友は左MFで先発し、後半42分までプレー。後半20分のFWイカルディの決勝点をアシストするなど攻守に貢献した。
インテル・ミラノは長友の攻守にわたる活躍で2連勝。「いいプレーをして結果につながるのが一番うれしい」と喜んだ。
相対したのはW杯の1次リーグで日本と戦うコロンビア代表のサイドアタッカー、クアドラド。「スピードと瞬発力は世界でもトップ」と認める難敵との激しい争いを制した。後半10分すぎに相手の足が止まり、34分ごろに脚を痛めて退いた。これでフィオレンティナの攻撃力は低下。長友は「スピードで勝負しても負けないという自信がプレーにつながった。彼とはW杯の気持ちで戦った」と胸を張った。
攻撃もさえた。後半20分は左を突破し、イカルディの決勝点をアシスト。「うまくかわして練習通りのクロスを上げれば問題ない」と冷静に振り返った。