バルサ会長辞任 家族への危険など理由に

 サッカーのスペイン1部、バルセロナのサンドロ・ロセイ会長が23日に辞任した。身を引くまでの経緯などに不明な点が多く、今後明らかになることもあると考えられる。24日のスペイン紙エル・ムンド・デポルティボが報じた。

 23日午前から会長の去就ついて、慌しい動きがあり自宅前に報道陣が駆けつけるなど“騒動”が続いた。同日夜に行なわれた会長辞任会見で、同会長は自宅に銃弾が撃ち込まれるなど、家族への危険があることと、自身を相手取っての訴訟が起きたことを理由に挙げた。

 辞任への動きは、ブラジル代表FWネイマールの移籍に関する不透明な金銭のやり取りを指摘したバルセロナのクラブ会員の訴えが受け入れられた翌日に表面化していおり、これが致命傷になったとも考えられるがロセイ会長は「適切なもので、彼との契約はわれわれの敵対勢力に絶望とねたみを生んだ」と話し、契約金設定などに不適切な部分はないことと強調した。

 会長職には、これまでスポーツ部門担当の副会長、ジョセップ・マリア・バルトメウ氏が昇格し、ロセイ会長の任期である2016年まで務めることになる。

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