バルサ監督「プレースタイル変えない」
サッカースペイン1部リーグ、バルセロナのタタ・マルティノ監督が批判されているプレースタイルの変更は事実ではなく、これまでのスタイルを踏襲するとした。24日のスペンイン紙エル・ムンド・デポルティーボが報じた。
前節Rバリェカノ戦で5年ぶりにボール支配で相手に劣ったことを受け、バルセロナ伝統のパス回しのスタイルを変更しているのではないか、との指摘に答えたもの。
マルティノ監督は「われわれはスタイルを変えるつもりはない。バルセロナにとってボール支配は重要なもので、(自身の前指揮チーム)ニューウェルズでも同じだった」と自身の方針を表明した。
さらに「トップを極めたチームが多少でも劣るものがあると、こういった議論はあるもの。まして地元出身でもオランダ人でもない人間が監督ならそれはなおさらだ。昨年リーグでのバルサの支配率は66%で、現在の私たちは65・8%である。その0・2%をもって、スタイル変更だと言われるのだとしたらそうかもしれないが」と、皮肉とも受け取れるニュアンスを含みながら受け答えをした。


