バルセロナがピケの素行を調査していた

 サッカースペインリーグ、バルセロナが選手の動向を管理するため探偵を雇って素行調査をしていたことが分かった。スペインの電子メディア「エル・コンフィデンシャル」が報じたのを受け26日、同国各紙が伝えた。最近の例では前監督のグアルディオラがスペイン代表のDFピケに対する調査を依頼していたという。当時シャキーラと交際を始めたばかりの選手の夜遊びをコントロールするためで、何度か夜中2時に帰宅した事実やアルコール検査を受けた経緯(結果は陰性反応)、どんなアルコールを飲んでいたか、といった詳細まで報告されていた。

 尾行はかなりの日数に及び、ピケの代理人がクラブを相手取って訴訟をするまでに発展した。が、クラブのセキュリティー部門のディレクターは「つきまとっているのはパパラッチ」だと説明し事態収拾を請け負うことで話をまとめていた。

 なお依頼された探偵の派遣会社については、バルセロナの複数の政党が他党の主要人物を調査するよう依頼していたことが判明し大きな問題になっていた。グアルディオラのピケに対する調査もこの中で判明したものと考えられる。

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