「初任給が入ったんで…」尚弥VSネリ東京D決戦に戦前からファン興奮 開場前から多くのファン、ドーム周辺に熱気
「ボクシング・4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(6日、東京ドーム)
“怪物”対“悪童”の注目の一戦に、東京ドーム周辺はすでに熱が高まっている。井上尚弥-ルイス・ネリの世界戦を開始前に、開場前から多くのファンが詰めかけた。
ゴールデンウイーク最後とあって尚弥ファンが全国各地から集まった。「中学生時代から井上尚弥が好きになった」という20代男性は、兵庫県伊丹市出身。4月からの新社会人で、「初任給が入ったんで」とこの日連れてきた友人のチケット代も肩代わりして、初めて井上尚弥の試合を見に来たという。
この日は二人でそれぞれ約8000円のTシャツを購入。試合には「KOを期待している。ボディーで決めて欲しい。あまり早めに倒されてもという感じなので、中盤あたりで倒して欲しい。理想は5~7ラウンドあたりです」と期待を寄せた。
長崎県在住の夫婦は「この日のためだけに来ました」と遠征に気合。Tシャツ、タオルなど約4万円近い多数のグッズを購入し、「ノックアウトしか期待していない。早いラウンドでね」と話した。