パッキャオ、WBA王者マティセに挑戦!7・15KL開催を正式発表

 「ボクシング・WBA世界ウエルター級タイトルマッチ」(7月15日、クアラルンプール)

 元世界6階級王者のマニー・パッキャオ(39)=フィリピン=が18日、フィリピン・マニラで会見し、7月15日にマレーシア・クアラルンプールのアシアタ・アリーナで、WBA世界ウエルター級王者のルーカス・マティセ(35)=アルゼンチン=に挑戦することを正式発表した。興行は「FIGHT OF CHAMPIONS」と銘打たれ、会見にはマティセも出席。壇上で10秒以上にも及ぶフェイスオフを行い、早くも闘志をぶつけ合った。

 世界6階級を制したパッキャオは昨年7月にWBO世界同級王座の初防衛戦で、伏兵ジェフ・ホーン(オーストラリア)に敗れて王座陥落。1年ぶりの再起戦が、世界挑戦となる。

 この階級屈指の強打者・マティセは、1月に決定戦でテワ・キラム(タイ)を8回KOで沈めて王座を獲得。今回が初防衛戦となる。戦績はパッキャオが68戦59勝(38KO)7敗2分け。マティセが43戦39勝(36KO)4敗。

 マレーシアで全世界注目のボクシングのビッグマッチが開催されるのは1975年6月30日にクアラルンプールのムルデカ・スタジアムで開催されたモハメド・アリ(米国)-ジョー・バグナー(英国)の世界ヘビー級タイトルマッチ以来となる。

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