竹中良が3度目の防衛戦 体脂肪5%でフィジカル面も進化

竹中と荒谷のフェイスオフ
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 「東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ」(9日、後楽園ホール)

 前日計量が8日、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、王者、竹中良(三迫)はリミットの57・1キロ、同級11位の荒谷龍人(KG大和)は200グラムアンダーの56・9キロでパスした。

 3度目の防衛戦を迎えた竹中に気負いはない。「バランスが流れないように、下半身のトレーニング中心にやった。長い距離とか階段とかいろいろな種類を走り、ウエートもやって、スパーリングで仕上げた」と万全の状態。

 トレーニング効果で2年前は約10%だった体脂肪率が5%まで減ったという。「意識して減らしたのではなく、指導通りのトレーニングでなった。筋量が増えたので、減量が楽になりましたね」と、フィジカル面でも進化を感じている。

 荒谷については「思い切りがいいし、勢いがある」とした上で「勝って当たり前のところで油断して取られるのは最悪。しっかりクリアしなければいけない」と気を引き締めた。

 対する荒谷はタイトル初挑戦。「ワクワクしている。この瞬間のためにやってきた。楽しまなくてはもったいない」と笑顔を見せた。常に対戦相手の研究は怠りなく、竹中についても「生で見た印象、映像、人の話を総合して、弱点を突く練習をしてきた。本番でハマるといいですけど」と準備は万端だ。

 昨年からスポーツのパーソナルトレーナーの仕事に就いた。「スポーツジムや病院、個人といろいろ教えています。個人のレベルに合わせてメニューをつくったり、おじいさんやおばあさんに、もっと運動しましよう!という感じですね。自分でやっているので練習の時間がしっかり取れている」と、最後まで笑顔だった。

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