大仁田&渕アジアタッグ第100代王者に 合計121歳の同期タッグ
「プロレス・全日本」(27日、両国国技館)
全日本3年ぶりの両国で大仁田厚、渕正信の合計121歳タッグが王者の青木篤志、佐藤光留組を下し、現存する日本最古の王座であるアジアタッグ第100代王者となった。
同期の2人はもう1人の同期で28日が29回目の命日の故ハル薗田さんの遺影と入場。大仁田は有刺鉄線爆破バットを持ち込むも渕が止め、渕が王者組に長時間捕まる。だが、渕は大仁田の毒霧などの助太刀を受け、最後は62歳の体にむち打っての岩石落とし連発で佐藤を粉砕。試合後は秋山準と井上雅央が挑戦者に名乗りを上げた。
渕は「1回でも2回でも防衛できたらいいな」と話すと、大仁田は「ボクは来年の引退まで防衛しようと思います」と意欲を示した。