中谷が100秒TK0勝ち&MVP獲得 会心勝利に「励みになります」
「ボクシング・東日本新人王決勝戦」(13日、後楽園ホール)
全10階級を行い、最優秀選手賞はフライ級の中谷潤人(18)=M・T=が1ラウンド1分40秒の鮮やかなTKO勝ちで射止めた。技能賞にライト級の石井龍輝(19)=船橋ドラゴン、敢闘賞はスーパーライト級の大野俊人(20)=石川ジム立川=がそれぞれ獲得した。各階級の新人王は東軍代表として、全日本新人王決定戦(12月23日、東京・後楽園ホール)で西軍代表と対戦する。
MVPを手にした中谷は「励みになります。タイミングよく当たってよかった。最初のタイトルをすっきりした形で取れてうれしい」と、一発で決めた会心の左ストレートを振り返った。中学2、3年時にU-15を連覇。16歳で渡米し、本場のジムでたたき上げた異色の経歴を持つ。「しっかり練習して完璧に仕上げていい結果を出します」と、全日本決勝戦の必勝を誓った。





