田口3-0判定でV4!“浪速の番長”宮崎を寄せ付けず

2回、宮崎亮(手前)に右フックを浴びせる田口良一=東京・大田区総合体育館(撮影・西岡正)
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 「ボクシング・WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ」(31日、大田区総合体育館)

 王者・田口良一(29)=ワタナベ=は同級1位の挑戦者で元WBA世界ミニマム級王者・宮崎亮(28)=井岡=を判定3-0で下し、4度目の防衛を果たした。

 身長、リーチでともに10センチ以上も上回る王者は体格差を生かし、寄せ付けなかった。1回から左ジャブを打っては距離を取る攻撃で、相手のパンチを空を切らせた。

 中盤以降、小刻みな動きで中に潜ろうとする相手も強打でストップ。ボディーから顔面へのコンビネーションなど、技術でも圧倒し差を広げた。

 3年ぶり世界戦で世界2階級制覇を狙った“浪速の番長”宮崎は復活Vとはならなかった。地元・大阪から200人近い応援団が駆け付け、王者側より大きい「宮崎コール」を受けたが、応えられなかった。

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