河野公平が王座陥落 コンセプシオンに0-3判定負け

9回、ルイス・コンセプシオン(左)の顔面にパンチをヒットさせる河野公平(撮影・堀内翔)
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 「ボクシング・WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(31日、大田区総合体育館)

 王者・河野公平(35)=ワタナベ=が同級暫定王者で同級1位の挑戦者・ルイス・コンセプシオン(30)=パナマ=に判定0-3で敗れ4度目の防衛はならず王座を陥落した。

 河野は序盤、足を使い距離を取ったが相手のプレッシャーに押され、被弾した。様子見の終わった4回からは一気に打ち合いに出た。右ストレートをヒットさせ、右、右、右の連打で相手にダメージを与えた。

 中盤以降はボディー打ち。顔へのコンビネーションで次第にペースを握った。7回には左右ボディーで相手をぐらつかせた。この回、パンチを浴び、左目上をカットした。

 8回はいきなり左アッパーをまともに食らい、腰が落ちかける程、効いたが耐えた。左右の連打で逆襲した。

 終盤まで一進一退の攻防。しかしジャッジは113-115、112-116、112-116と3者ともコンセプシオンを支持した。

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