挑戦者コンセプシオン、調印式でグローブに注文

調印を終えた河野(右)とコンセプシオン
2枚

 「ボクシング・WBAスーパーフライ級タイトルマッチ」(31日、大田区総合体育館)

 調印式と前日計量がが30日、都内で行われた。グローブチェックでは、両陣営の要望通り、正規王者の河野公平(35)=ワタナベ=が緑色、暫定王者のルイス・コンセプシオン(30)=パナマ=には白色が用意されたが、コンセプシオンが「私も同じ色か黒のグローブでやりたい」と注文を付けるハプニングがあった。

 希望通りのグローブしか用意していなかったため、宮崎が使用しない黒色のグローブを付けることになった。さらに「河野のグローブをチェックしたい。お互いにチェックしよう」と要求。サインを済ませたグローブを互いにチェックした。

 コンセプシオンは「同じコンディションで闘いたいので(グローブチェックは)普通のことだと思う。これまで背の高い選手もKOしてきた。体格差はプレッシャーではない」と自信満々だった。

 河野は挑発とも取れるグローブ交換にも「あまり気にならなかった。亀田(興毅)の時の挑発がすごかったから、今回のは全然効かない」と受け流した。

 「おそらく最初から嵐のように来ると思うので、飲み込まれないように、カウンターで倒したい」と4度目の防衛を誓った。

 また、前日計量は河野がリミットの52・1キロ、コンセプシオンが100グラムアンダーの52・0キロだった。計量を終えた河野は芽衣夫人手製の、コンブとかつお節のまぜご飯のオニギリをおいしそうに口にした。「夕飯はナスと豚のみそ炒めをリクエストしています」と笑顔を見せた。

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