河野の挑戦者・コンセプシオン 弱点連ね「勝利を確信」

 「ボクシング・WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(31日、大田区総合体育館)

 4度目の防衛戦に臨む王者・河野公平(35)の指名挑戦者で、同級暫定王者(同級1位)のルイス・コンセプシオン(30)=パナマ=が26日、東京・西五反田のワタナベジムで練習を公開した。

 午後3時から予定より1時間以上早くコンセプシオンは無人のジムで黙々とサンドバッグを打ち、パンチングボールをたたき、たっぷりと汗を流していた。会見にはシャワーを浴びてから現れ、公開練習は軽くシャドーを見せるなど名ばかりだった。

 「河野選手との対戦が決まってから、ビデオで彼の試合を何度も見た。いいボクサーだから3度も防衛しているのだろう」と持ち上げたものの自信は隠さなかった。「(かつて対戦した)エルナン・マルケス(メキシコ)やカルロス・クアドラス(帝拳/メキシコ)に比べれば弱いんじゃないかな」と強烈な先制口撃。

 河野がスタミナを武器に後半勝負を狙っているが、という質問には「スタミナ?彼のビデオは随分見たけど、後半になると足が止まるし、ガードも下がるよ。そこが弱点じゃないか。僕の勝利を確信している」と返した。

 コンセプシオンのスタッフは、WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志を4月に2回TKOでベルトを奪取したジェスレル・コラレスと同じチーム。チーフトレーナーのフランシスコ・アローヨは「コンセプシオンのパンチは馬が蹴るのと同じくらいの威力があるよ」とニヤリ。同じくホワン・モスケーラトレーナーは「試合の契約書にサインするのは勝つチャンスがあるからだよ」と自信満々だった。

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