河野公平、12年ぶり試合へKO宣言

「V4」をデザインしたシャツで練習に臨む河野公平
2枚

 「ボクシング・WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(31日、大田区総合体育館)

 4度目の防衛に臨む河野公平(35)=ワタナベ=が23日、都内のジムで練習を公開した。亀田興毅戦から縁起を担いで着用している緑色のウエアで、シャドーボクシングとサンドバッグ打ちを行った。軽く動いただけだったが、表情から調子の良さをうかがわせた。

 「コンディションはすごくいい。後は減量。本格的に落とすのはこれからですが、あと3キロくらい。余裕はあります」と話した。8月の試合は04年以来12年ぶりとなるが「走ってもすぐに汗がでるのでいい。以前はクーラーが苦手だったけど、今年からドライを28度設定にして寝るようにしました」と、コンディションに気を遣っている。

 迎えるのは、同級暫定王者のルイス・コンセプション(30)=パナマ=。34勝(24KO)4敗の成績を誇るボクサーファイター。身長は157センチと小柄だが、パワーは侮れない。「前にWBA総会で会って握手をした。小さいけど、腕が太かった」と警戒する。100ラウンド以上こなしたスパーリングも「自分より背の低い選手とばかりやりました」と言う。「背の低い相手とは結構やっている。ジャブが当たるし、踏み込んで打てるのでやりやすい」と苦手意識はない。

 7月にみなみらんぼう氏の長女で、ヨガインストラクターの芽衣さん(36)と挙式した。芽衣さんから教わったヨガを練習前後に取り入れ「夜にはマッサージで体をほぐしてもらっています」と内助の功(こう)もある。

 「勝っても負けてもKOになる試合でしょう。思い切り行きます」と、KO防衛を誓った。

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