世界ボクシング協会（ＷＢＡ）フライ級王者の井岡一翔（井岡）が３度目の防衛から一夜明けた２１日、大阪市内の所属ジムで記者会見し「勝ったことで統一戦が見えてきた。日々、まい進してやっていくだけ」と今後の抱負を述べた。

　ＷＢＡはスーパー王者のフアンフランシスコ・エストラダ（メキシコ）との対戦指令を出している。正規王者の井岡は「ＷＢＡは複数の王者がいてややこしい。この階級で最強を証明したい」と対戦にあらためて意欲を示した。

　陣営はすでに次戦へ動きだしている。父の一法会長は「もうメールは入れてあるから、話し合いになる」と述べた。