伝説総長・青木負けたら引退の背水の陣
ボクシングの東洋太平洋ライト級11位・闘将青木誠(36)=グリーンツダ=が16日、大阪市内で会見し、4月17日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で同王者・中谷正義(26)=井岡=に挑戦することを発表した。中谷は5度目の防衛戦。
青木は茨城県出身で15歳から3年間、茨城県西連合の第13代総長として県下の暴走族15チームをまとめた伝説の男。総長退任集会には400台のバイクが集結したという。
20歳で大阪に出てボクサー一本。13年からはフィリピンを主戦場にWBC、IBFアジア王座を獲得。4月24日に迎えるボクサーの“定年”37歳を前にチャンスをつかんだ。
王者なら現役続行、負ければ強制引退となる背水の陣。「やるかやられるか。生き様を見せる」と気合バリバリの総長が特攻する。
