新日本アンダーソンら退団示唆WWEへ
「プロレス・新日本」(14日、新潟・アオーレ長岡)
バレットクラブの中核メンバーで、米WWE入りがうわさされているカール・アンダーソンとドク・ギャローズが退団を示唆した。2人この日、IWGPタッグ王者の真壁刀義、本間朋晃組に挑戦したものの、最後はアンダーソンが真壁のキングコングニードロップと本間のこけしをたたみ掛けられて敗北。試合後はリング上で盟友のタマ・トンガが新たなパートナーの存在を明かして挑戦をアピールした後、2人が盟友らと円陣を組み、ファンに向かって深々と頭を下げる意味深な行動を見せた。
インタビュールームでも感慨深げな表情を浮かべたバレットクラブの面々。アンダーソンは「オレたちはもういなくなる。(バッドラック・)ファレがIWGPヘビー級王者、タマ・トンガがまだ見ぬ新たなパートナーとともにIWGPタッグ王者になる。バレットクラブは永遠だ」と、残る盟友たちに後を託す言葉を並べた。
アンダーソンとギャロースは19、20日に行われる米ROHの東京・後楽園ホール大会が日本での最後の試合になるとの現地報道がある。今年に入って新日本から中邑真輔と元バレットクラブのAJスタイルズがWWE入りしており、2人も続くものとみられる。