横領被害の秋山成勲「大変悲しい」

 元柔道日本代表の格闘家・秋山成勲(あきやま・よしひろ、37歳)の試合報酬1355万円を着服したとして、大阪府警南署は16日、業務上横領の疑いで大阪市天王寺区筆ケ崎町、コンサルタント会社経営・沢山太郎容疑者(40)を逮捕した。

 沢山容疑者は秋山が経営する会社の元副社長。

 南署によると、沢山容疑者は、08年2~3月、銀行口座から5回にわたって計1355万円を引き出し、着服した疑い。「クレジットカードの支払いに使った」と供述し、容疑を認めている。

 秋山は16日午後8時に公式ブログを更新。「今回の容疑者逮捕の報道(業務上横領事件)を受けまして、自分が被害に遭っていたのは事実です」と横領被害の事実を認め、「格闘技を始める前から信頼を寄せ、慕っていた先輩だけに大変悲しく思います」と悔しさをにじませた。

 また今後については「弁護士の先生にお任せしてありますのでこれからも変わらず応援して頂けたら幸いに思います」とつづった。

 昨年8月のブログでは、「約3年前に柔道時代から兄貴と慕っていた人から格闘技デビューしてからのファイトマネー全部を横領されてしまいました!金額はウン千万!!」「その人はまだ、普通に生活を送っています!!悔しい!!」と柔道時代から“兄貴”と慕っていた人物に横領被害に遭ったことを告白していた。

 秋山は柔道家から04年にプロ格闘家に転身した。09年には人気モデルのSHIHOと結婚。11年10月に第1子となる長女が誕生している。

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