「ボクシング・WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(29日、有明コロシアム)
王者・井上尚弥(大橋)が20日、横浜市内で同級1位のワルリト・パレナス(フィリピン)との初防衛戦に向け、練習を公開した。王座獲得以来1年ぶりの初防衛戦だが、痛めた右拳も完治。また、右が使えない間に鍛えた左は「パワーがつきました。タイミングが合えば左でも倒せる」と、手応え十分。
大橋秀行会長も「1年前も『怪物』だったけど、今はそれ以上。見ていて怖いくらい」と絶賛する。挑戦者は一発があってKO率が高いが「パンチをもらわない距離で支配していきたい」(井上)と完封を狙っている。