井岡一翔、地獄キャンプに秘密兵器投入

 「ボクシング・WBA世界フライ級タイトルマッチ12回戦」(12月31日、エディオンアリーナ大阪)

 史上最速の世界3階級制覇王者・井岡一翔(26)が大みそかのV2戦へ向け和歌山県白浜町で行う合宿2日目の17日、秘密兵器「ドローン」を投入した。

 早朝6時、白浜ゴルフ倶楽部で恒例の地獄トレは始まった。超打ち下ろしの“魔の5番”、約400メートルの急勾配を全力ダッシュで駆け上がる井岡軍団。その上空で「ババババ~」と音が響いた。

 井岡一法会長と親交深い会社社長が持ち込んだ小型無人飛行機「ドローン」。1500メートル上空から180度撮影可能で総額40万円。4K解像度の鮮明なカメラが上下、前後に自在に操られ、一翔らを執ように追い回した。

 ただでさえ“地獄”なのに、上空から一挙手一投足、苦もんの表情まで映され続ければ気を抜く暇もない。ラスト10本目。一翔は酸欠状態に陥り、ゴールするやぶっ倒れた。

 「きつかった。最後は意識が飛んだ。でも、これをやると帰ってからのスパーリングの動きが全然違う」と一翔。再戦のレベコを返り討ちへ“ハイテクトレ”で極限まで追い込んだ。

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