小橋、北斗にエール「まず生きること」

 元プロレスラーの小橋建太氏(48)が26日、都内で取材に応じ、乳がんで手術を行った元プロレスラーでタレントの北斗晶にエールを送った。

 小橋氏は現役時代の06年に腎臓がんを患いながらも克服し、07年12月には無理と思われたリング復帰を果たした。「自分は39歳でこれから脂がのるというときにがんになって、医師から『プロレスはあきらめてください』と言われ、目の前が真っ暗になったことを思い出す。北斗さんも活動に勢いがあって、これからというときですごくつらいと思う」と振り返りながら、北斗を気遣った。

 夫の佐々木健介氏は現役時代のライバルで、夫妻ともに親交があるだけに胸が痛む。小橋氏は「自分の相手(みずき舞夫人)がそうなったときを思うと、すごく心配だろうなと。自分は(当時交際中の夫人に)思わせてるんだけど…。健介選手は身が引き裂かれる思いだと思う」と表情を曇らせた。

 自身は強い思いで克服した小橋氏は「(医師から)『プロレス復帰することより、生きましょうよ』と言われ、生きることを考えていったときにプロレス復帰が見えてきた。まず生きること。女性が右乳房摘出というのは、北斗さんも生きることがすべてという気持ちだったのでは。応援してくれる家族、みんなの存在が元気づけてくれるはず」と周囲のサポートが大切と力説しながら、全快を願っていた。

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