拓真、プロ5戦目王座奪取で兄の記録へ

 「東洋太平洋スーパーフライ級王座決定戦」(7月6日、後楽園ホール)

 東洋太平洋スーパーフライ級王座決定戦に臨む同級1位の井上拓真(19)=大橋=が24日、横浜市内で練習を公開した。

 相手の同級2位、マーク・アンソニー・ヘラルド(23)=フィリピン=は強打の左の持ち主。日本同級7位の鈴木悠介(26)=八王子中屋=をヘラルドに見立てたスパーリングでは、距離感を重視した攻めを披露し、「思った以上に動けた。いい仕上がり」と満足そう。初のタイトル戦、メーンにも「前の試合が慎重になりすぎた。お客さんを飽きさせないよう、ヤマ場をもっと増やしたい」とアグレッシブだ。

 プロ5戦目で東洋太平洋王座奪取なら、田中恒成(20)=畑中=の4戦目に次ぐ、兄・尚弥と並ぶスピード記録。次は兄の後を追い6戦目での世界王者が目標となるが、大橋秀行会長は「内容次第。勝てばいいというわけではない。判定でも内容が良ければ考えます」と、厳しいハードルを設定する。拓真に求められるレベルはあくまでも高い。

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