JBC側の控訴棄却、安河内氏全面勝訴

 日本ボクシングコミッション(JBC)から業務上の問題を理由に懲戒解雇された安河内(やすこうち)剛・元事務局長(54)が処分を不当としてJBCに対し地位確認などを求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は17日、処分を無効と認めた東京地裁の一審判決を支持し、JBCの控訴を棄却した。

 全面勝訴した安河内氏は都内で会見し「一刻も早く(事務局長職に)戻りたい」と復職の意向を強調。「この判決で2人の事務局長が存在する異例の事態。トップは判決をしっかり受け止め、改善の方向にかじ取りしてほしい」と注文した。

 JBC側は法廷に姿を見せず、浦谷信彰事務局長は「判決文を見ていないのでノーコメント。顧問弁護士と精査した上で対応する」と話し、今後の動向が注目される。日本ボクシング協会の大橋秀行会長(50)は「試合運営できるよう、しっかりやってくださいと伝えている」とした。

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