和気3度目の正直へ「世界戦のつもり」
「IBF世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦」(10日、後楽園ホール)
ボクシングのIBF世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦に臨む同級6位で東洋太平洋同級王者の和気慎吾(27)=古口=が2日、都内で練習を公開。古口哲会長(57)との12ラウンドのミット打ちでは左ストレート、右フックを中心に打ち込んだ。
相手は同級3位のマイク・タワッチャイ(29)=タイ。減量も順調な和気は「自分は世界戦のチャンスを2度つぶしている。世界戦のつもりで挑む」と、王者カール・フランプトン(28)=英国=への挑戦権をもぎ取る決意だ。
5月には、古口会長が育て、兄弟子に当たる元WBA世界スーパーフライ級王者・鬼塚勝也氏(45)の指導を受けた。「足さばきなどを指摘され、刺激になった」と感謝。鬼塚氏はセコンドに就く予定という。

