河野VS興毅消滅へ…会場もキャンセル

 WBA世界スーパーフライ級王者・河野公平(33)=ワタナベ=と同級2位の亀田興毅(27)との8月中の初防衛戦が消滅したことが20日、分かった。河野陣営が、8月24日に予約していた大田区総合体育館をこの日までにキャンセルした。

 東日本ボクシング協会は資格停止中の亀田陣営に対し、国内活動の現実的手段として他ジムへの移籍を通達。しかし、河野陣営は亀田側が移籍を決断しても、日本ボクシングコミッション(JBC)が審査するとしており、WBAから指示されている6月中の契約締結は無理と判断した。

 日程、場所、そして相手も白紙となったワタナベジムの渡辺均会長は「WBAとJBCの指示に従ってやるだけですが、早く決めてほしい。河野がかわいそう」と困惑顔だ。WBAからは「6月中に契約ができなければ入札となる」と伝えられたという。

 亀田問題を巡るJBCとWBAの連絡のまずさが、河野の初防衛戦の混乱を招いている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス