亀田ジム会長が興毅に移籍説得へ

 亀田ジムの新会長として擁立された大竹重幸氏(56)が18日、国内復帰策として3兄弟の長男・亀田興毅(27)に他ジム移籍を説得する意向を明かした。

 東日本ボクシング協会は16日に、除名となっている亀田ジムが大竹新会長を迎え入れての再加入申請を「大竹ジム新設なら検討する。国内での試合を急ぐなら移籍しかない」と却下している。そのことについて大竹氏は「真摯(しんし)に受け止め、移籍の道を探る。亀田ジムが『変わった』ということをアピールできるチャンスかもしれない。ジム認可は時間をかけてもいい。興毅と話したい」と、興毅説得に不退転の決意を示した。

 移籍なら、テレビ東京が8月24日に都内の会場を仮予約しているWBA世界スーパーフライ級王者河野公平(ワタナベ)と同級2位亀田興毅の指名試合が、電撃的に決定するかもしれない。

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