バレンタイン再起戦飾る!戴冠へ第一歩
「ボクシング8回戦」(17日、後楽園ホール)
日本スーパーライト級10位の細川バレンタイン(宮田)が、再起戦を3‐0の判定勝ちで飾った。安達寿彦(岐阜ヨコゼキ)を相手に序盤から左ジャブ、右クロスを的確にヒットさせてポイントをリード。中盤過ぎから反撃を許したものの、3~5ポイント差をつけて勝利を手にした。
約10カ月ぶりの実戦となったが、「試合勘は問題なかったし、スピードも落ちていない。パンチも全部見えていた」と手応えは上々。昨年は2月に日本王者の岩渕真也(草加有沢)、8月に東洋太平洋王者キム・ミヌク(韓国)のタイトルに挑戦したものの、いずれもTKO負けした。
再びタイトルを目指しての第一歩を踏み出し、「次回はもっといい試合をしたい」と意気込んだ。