男子競歩50km荒井が銅、日本初 接触いとわずデッドヒート制す

 「リオ五輪・陸上男子50km競歩」(19日、ポンタル周回コース)

 日本の荒井広宙(ひろおき、28)=自衛隊体育学校=が3位に入り、この競歩で日本初のメダルとなる銅メダルを獲得した。

 荒井は序盤から上位に食らいつきレースを展開。中盤以降は徐々に選手が振り落とされていきメダル争いに入っていった。

 45km手前で先頭のタレント(オーストラリア)から26秒差、2位のトス(スロバキア)に4秒差をつけられた。その後、フォームからも苦しさが見受けられるようになり、後方のダンフィー(カナダ)に詰め寄られた。

 最終盤でトスが先頭に立ち、荒井はダンフィーの猛追から必死に逃げる展開に。一度は抜かれた荒井だったが、2人の接触があった後にダンフィーがフォームを崩し再び抜き返し前へ出た。

 その後は2位をうかがったが、3位のままフィニッシュ。金メダルはトス。2位はタレント。ダンフィーは4位。(順位は速報)

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