日本は過去4大会 金メダル11個で通算メダルは16個 レスリング女子で圧倒的戦績
リオ五輪のレスリング女子は18日に終了し、五輪初出場の63キロ級の川井梨紗子(至学館大)が金メダルを獲得。4連覇を目指した吉田沙保里(フリー)は銀メダルとなった。今大会から6階級制となった同競技で、日本勢は17日の“金メダル3連発”とあわせて、金メダル4個と銀1個という圧倒的な結果を残した。
2004年から正式競技となったレスリング女子で、日本は4大会のべ18階級を戦い、金メダルは11個、銀3個、銅2個で通算16個のメダルを獲得し、メダルを逃したのは2度だけという輝かしい戦跡を残している。
【レスリング女子・五輪での全戦績】
▼2004年アテネ
48キロ級 銀 伊調 千春
55キロ級 金 吉田沙保里
63キロ級 金 伊調 馨
72キロ級 銅 浜口 京子
▼2008年北京
48キロ級 銀 伊調 千春
55キロ級 金 吉田沙保里
63キロ級 金 伊調 馨
72キロ級 銅 浜口 京子
▼2012年ロンドン
48キロ級 金 小原日登美
55キロ級 金 吉田沙保里
63キロ級 金 伊調 馨
72キロ級 - 浜口 京子
▼2016年リオデジャネイロ
48キロ級 金 登坂 絵莉
53キロ級 銀 吉田沙保里
58キロ級 金 伊調 馨
63キロ級 金 川井梨沙子
69キロ級 金 土性 沙羅
75キロ級 - 渡利 璃穏
※2016年から4階級→6階級に。浜口(12年)、渡利はともに初戦の2回戦敗退